焦がし玉ねぎの豚汁
2020.02.20
暖冬と言いますが、雪も降るし、風が冷たい日もありますよ。
毎年異常気象と言っていますが、ちゃ~んと季節は感じられる。
物事というのは色んな事が同時に起こるなあと常々思います。
何も起こらない凪いでいる時期は、本当に何もないし。
悪いことも次から次へと舞い込んでくる。無風、向かい風、追い風。
去年は個人的になかなかしんどい一年だった。
その前は無風だった。自分で風を吹かさないといけないと思っての去年だったが
自分で選択した事とはいえ、それ以外にも大変な事があった。
でも人生ってのは様々な因縁の解決をする為にあるんじゃないかと思ってる。
誰かが優しくしてくれた分、いつか自分も誰かに優しさで還元しなくてはいけないし、
誰かを傷つけた事は、いつか自分が誰かの何かに巻き込まれたり、誰かの傷をいやしたり、という順番が回ってくる様な。
問題は優しさを勘違いしている人間が少なくないという事だ。
優しさというのは自分が傷つくこととは関係ない。
むしろ優しさを持って生きるというのは、自分は傷つく事ばかりじゃないか。
伝わりづらいし、わかりにくい。誤解をされたり、泣きたくなる事ばかり。
大抵の人は、自分可愛さで人を甘やかし、自分を甘やかす。
感情的になってムッとしたり、その瞬間だけ感情を爆発させる。
それは子供のやることだよね。
相手のことを思って辛いことを言えるか。
自分のことを思って逆境に立てるか。
辛い時期をじっと耐えて、周りを見渡してみれば、なんてことはない。
大切なことは目の前にあり、大切な人たちもずっとそばにいたのだ。
優しさは感情じゃなく、ひとつの独立したものだなって思いました。
色々書いちゃったけど、あの、落ち込んだりしていたら友人たちが代わる代わる飲みに付き合ってくれたという話です。
一週間毎日飲み続けて二日酔いがひどいあなたとわたしに、豚汁です。
焦がし玉ねぎの豚汁
【材料 】(2人分)
だし汁 500ml
酒 大さじ2
豚バラ 150g
玉ねぎ 1/2個
人参 中1/2本
大根 1/4本
ごぼう 中1/2本
じゃがいも 1個
しょうが(お好みで) 一片
味噌 大さじ2
ごま油 大さじ2
【手順】
①玉ねぎを薄切りにし、人参と大根はいちょう切り、ごぼうはささがき、じゃがいもは乱切り、肉は食べやすい大きさに切る。
②鍋にごま油(分量外・大さじ1程度)をひき、強めの中火にかける。玉ねぎは焦げ目がつくまで炒める。焦げた部分が香ばしさとなるので、多少焦げても気にしない。
③豚肉を加えて炒める。臭いが気になる場合、一緒に千切りにした生姜を入れて炒める。
肉に八割火が入ったら残りの野菜を全て入れる。
④野菜に油が回ったら酒を入れ蓋をする。弱火にして15分程蒸し焼きにする。
野菜から水分が出て甘みがぐっと増します。
※無加水調理できる鍋が好ましいですが、普通の鍋でも大丈夫です。
その場合、焦げ付かない様に注意してください。
白菜等水分の多い野菜を加えると焦げにくくなります。
⑤だし汁を加え、沸騰したら火を止めて味噌を溶かす。
味を見ながら味噌の量を調整してください。
⑥再度火をつけ5分程加熱する。最後にごま油を回し入れて出来上がり。
豚肉と玉ねぎ以外の野菜はなんでもお好みで。
3 ピースバンド EdBUS として、2005年にアルバム『Choose to Go』でデビュー。翌年にも 2 枚組アルバム『twilight at dusk』をリリース。そのかたわら、HANDSOME・水野創太 GROUP 名義でも活動を展開し、さまざまなアーティストとの共演、制作を精力的に行う。
まるで短編を読み終えたかのような繊細な余韻を残す水野の楽曲は、ファンのみならずアーティストからも高い評価を得ている。
2018 年冬、自身のレーベル「WALTZ」を立ち上げ、待望の初音源『晩安宝貝』(わんあんばおべい)をリリースする。